ピラティス・メソッド COMMUNICATION

ピラティス・メソッドCOMMUNICATION とは

*ピラティスが好き
*ピラティスを楽しみたい
*ピラティスに興味がある
*ピラティスの本質を追求したい
etc…

指導者や生徒、趣味でピラティスに取り組まれている方、またはピラティスに興味を持っている方が集まり、メンバーのピラティスLIFEをシェアしたり、イベント企画や情報交換をおこない、メンバー全員でピラティスを盛り上げていくことを目的としたコミュニティグループです。

ピラティスは「人々が健康で平和な世界」を創る為に、ジョセフ・ヒューバータス・ピラティスによって考案されたメソッド。その、ピラティス・メソッドの信念と哲学を学び、受け継ぎ、世界に広めた先代たちの思いを後世に残したい。

そういう想いからできたグループです。

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ここから先は、僕がピラティスを学び感じたこと、これからの時代に必要だと思う事を書いていきます。

時代の流れ

ジョセフ・ピラティス氏がピラティス・メソッドを考案して約100年。

ピラティス氏の死後、第1世代ティーチャー(エルダー)マスタートレーナーと呼ばれる先人達によって、その信念と哲学は受け継がれ後世に広められてきました。

しかし今は、ピラティス氏から直接指導を受けた人物(ティーチャー)は減り、第1世代ティーチャーと呼ばれる世代から、次の世代へと移り変わろうとしています。

※何を基準に「〇〇世代」と呼ぶのか明確ではないですが、ここでは時代の流れをイメージしやすくするため、〇〇世代という表現にします。

次の世代へ

考案されてから約100年も経つピラティス・メソッドは、第1世代ティーチャーから第2世代ティーチャーの世代へと移り変わろうとしています。

また、第1世代ティーチャーから第2世代ティーチャーが学んだように、その信念と哲学を学び受け継ぐ更に次の世代、第3世代ティーチャーが育つ時代でもあります。

恐れ多くも、自分はこの第3世代にあたるのかなと勝手に思っているのですが。

こうして、ピラティス氏と直接関わった世代から、次の世代へと交代し、更に次の世代が育とうとしている中、現在では数日で資格を取得し、音楽に合わせダンスの振り付けのようにピラティスを行うといった、ピラティス氏が残したメソッドとはかけ離れたものが広まっています。

ピラティス氏と直接関わりのない世代へと移り変るとともに、本来のピラティスを後世に伝えていく必要性が高まる一方、全く違ったエクササイズが「ピラティスだ」と認知されようとしていると僕は感じています。

現代ピラティスの問題

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本題の前に・・・

ピラティス・メソッドが継承されていく中で、自分が問題と思っていることはおそらく今に始まったことではなく、もっと前から問題視されていたことだと思います。
もっと言うと、経験も浅くティーチャーとしても未熟で、ピラティスについてほとんど無知な僕がこうして記事を書いていること自体が問題かもしれません。
しかし、あくまでこれは僕個人がピラティスを学び感じたことなので、それについてはそっとしておいてほしいと思いながら書いてます。

では本題に・・・
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ピラティスはよく、クラシカルコンテンポラリーに分けられます。

クラシカルピラティスは、ジョセフ・ピラティス氏の考案したそのままの形、コンテンポラリーピラティスはその形を元に、現代のニーズや目的に合わせて進化、変化させたものと言われます。

実際にどの流派やスタイルがクラシカルでコンテンポラリーか、それが良いのか悪いのかは置いておいて、ここで何を伝えたいかというと

ピラティスは

◎誰でも簡単に、数日で資格を取得できる
◎音楽に合わせてダンスのようにワイワイ楽しく行うもの

といった現代に広まりつつあるピラティスが、クラシカルな形(本来のピラティス)から進化・変化させたコンテンポラリーピラティスではないということです。

このようなピラティスは本来の目的を持ったピラティス・メソッドとは全く異なり、現代のニーズに合わせたのではなく、大衆に受け入れやすくされたピラティス風のエクササイズだということです。


ピラティス・メソッドには日本の芸道や術芸のように「守破離」の精神があると僕は教えられました。

現代のニーズに合わせるというのは、これまでピラティス・メソッドの信念と哲学を学び取り組んできた者(守)が、現代人の身体の特性を考慮し進化させ(破)、目的達成のために新たに考え生み出したもの(離)のことを指すのだと思います。

僕自身もピラティスを学び実践する中で、この「守破離」の精神は強く感じるところです。

つまり、大衆に受け入れられやすくするため
「簡単に学べて指導もできて、誰でも楽しくできるものが、現代のニーズに合わせたピラティスだ」
では決してないということです。

ピラティス・メソッドが、大衆に合わせた全く違うエクササイズにすり替えられようとしている今、ピラティス・メソッドを後世に伝え、残していくために

自分たちに何ができるのか?

をこれからの世代が考え、取り組んでいかなければならないと感じています。

その取り組みのひとつとしてピラティス・メソッドCOMMUNICATIONを作りました。

しかしこれはあくまで僕個人の考えで、このコミュニティに参加して下さったメンバー全員が、同じ目標を持たなくても、僕に賛同しなくても良いと思っています。

ただ、ピラティスが好き、興味がある。それだけで十分です。


もう少し、僕が思う現代のピラティスについてお話しします。

それぞれの世代

第1世代ティーチャー

ジョセフ・ピラティス氏からピラティス・メソッドを学び、その信念と哲学を後世に広めてきた人たち。

ピラティス氏は正式な継承者を残さなかったそうで、そのためか第1世代ティーチャー(エルダー)やマスタートレーナーと呼ばれる方達が、ピラティスを後世に残すために沢山の問題や課題を抱え、その改善に取り組んでこられたそうです。

そして、第1世代ティーチャーがピラティス氏から学んだことをもとに、それぞれの目的や現代のニーズに合わせたピラティスを独自の団体として展開させていきます。

日本における第2世代ティーチャー

第1世代からピラティスを学んだ人たち。

日本における第2世代ティーチャーは、日本になかったピラティス・メソッドを海外で学び、各ピラティス団体の代表(そこに近い人)となって日本にピラティスの文化を浸透させてきました。
この第2世代ティーチャーのおかげで、現在では日本でも選べるほどの団体が存在し、学ぶことができます。

この道無き道を作り上げた第2世代ティーチャーは、絶え間ない努力や沢山の思いがあったと思います。

第3世代ティーチャー

正に今、第2世代から学ぶ者たち。

これから第3世代ティーチャーとしてピラティス・メソッドを受け継いでいく立場になる人たちです。

第3世代の役割

第1世代ティーチャーはピラティス・メソッドを継承し、これを第2世代ティーチャーへと残しました。

日本における第2世代ティーチャーは、ピラティス・メソッドを日本に浸透させ、第3世代へと続く道を作りました。

そして、第2世代から学ぶ第3世代が、これからどのようにピラティス・メソッドを広め発展させていくことができるのか。これが第3世代ティーチャーの課題だと思います。

ピラティス風エクササイズとどう関わるか

第1、第2世代の努力によって日本でも沢山の人がピラティスを体感し、その効果が認知されています。

一方で、認知されてきた波に便乗し、ピラティス風のエクササイズが現れ、あたかも「これがピラティスだ」といわんばかりの勢いで広まりつつあります。

しかし、これが全て悪いということではなく、むしろピラティスという名が今以上に広がるチャンスだと思います。

ここで重要なのは、広まりつつある「ピラティス風」「本来のピラティス・メソッド」が常に比較され、ピラティス風の先にはもっと深い本質があることを発信することが重要だと僕は思います。

人は本質に触れると感動や幸せを感じ、自然にそこを求めるものです。
常に本物を発信していくことで、そこを求めてくる人は必ずいると僕は思います。

「ピラティスは音楽に合わせてダンスみたいで楽しいよね」
「ピラティスの資格って数日の講習を受ければ取れるらしいよ」

これがピラティスを知るきっかけとなるのは、もはや仕方のないことで
だからこそ今の時代は、ピラティス風の先にある「本質」を伝え導く必要があると思います。

ピラティス風のエクササイズがピラティス・メソッドとならないように、ピラティスの本質を求め追求する者達、もしくはそういう人たちがいることを発信していく人や場所が重要だと思います。

第3世代にできること

第1世代では、それぞれの目的で団体を作りピラティスを広めてきました。

第2世代では、日本に広めるためそれぞれの団体でピラティスを学び、エデュケーター、マスタートレーナー、ファカルティといった存在で日本に伝えてきました。

第2世代ティーチャーは、それぞれの団体の看板を背負い、それぞれが学んできたことに信念と誇りを持ち、日本でピラティス・メソッドを伝えてこられたと思います。

そのおかげで今の時代に学ぶ第3世代は、時間や金銭面でも最小限でピラティス・メソッドを学ぶことができます。更に今では沢山の団体に触れることができ、恵まれた環境でピラティスを学ぶことができます。

この恵まれた環境で第3世代に何ができるか?

これは僕の想像でしかないですが、これまで第2世代の方々は、各団体の看板を背負って日本にピラティス・メソッドを広めてこられたため、他団体と交わることができなかった部分が少なからずあると思います。

逆に第2世代のおかげでいくつもの団体を選定し学べる時代になった今、第3世代はいろんな団体と学びを共有し、繋がることができるようになりました。それによって、以前よりも「ピラティスはピラティスだ」と、本質の部分に触れやすくなったのではないかと思います。

よって第3世代は団体の枠は関係なく、シンプルにピラティス氏が残した「ピラティス・メソッド」で繋がることができる環境にあるのではないでしょうか。

第2世代によってこれだけ多くの団体が広まり次の世代が育った今、第3世代はそれぞれが学んできたことを守りながら、他の団体と一緒にピラティスの本質を追求していくことが可能になった時代ではないかと思います。

まとめ

この先、ピラティス・メソッドはまだまだ浸透し、その効果が認められ、必要とされると思います。

そうであって欲しい、そのために何かできることは?がピラティス・メソッドCOMMUNICATIONの始まりですが、、、

そうなった時に、ピラティスの本質がなく、全く別のもになっていることだけは避けなければなりません。

そのためには、正しい知識や歴史を残していく必要があります。

上でも書いたように、自分が問題と思っていることは今に始まったことではなく、もっと前から問題視されていたことだと思います。

実際に、これまでにも同じ目的を持って他団体と連携したり、個人で活動をされてきた方達がいたと聞きます。
しかし、その活動も全てがうまくいったわけではなく、半ば諦めざるおえなかったり、継続が困難であった。などがあるそうです。

しかし、数年前と現在では大きく状況が異なります。

むしろ、これまでピラティスを伝えてきた方達の努力があったから今があるのであって、5年前にはできなかったことが今ではできる。必要なかったことが、今は必要である。といったことがあると思います。

それらを僕たちの世代が継承し、「ピラティス・メッソドの本質」を後世に伝えていく。これを沢山の人との繋がりで達成していきたいと考えています。

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